時は金なりとはよく言ったものですが、最近ではお金以上に時間が大切であるという考え方も広まりつつあります。
そして、それはまさにその通りだと僕は思います。
時間はイコールで命でもあります。
僕らに残された時間は有限であり、それは刻一刻と失われているからです。
と、偉そうに書き始めましたが僕自身は時間の使い方が絶望的なまでに下手です。
こうしてブログ更新はある程度習慣化してなんとかやっていますが、ちょっと気が緩むとすぐにゲームだYouTubeだを見始めて気付けば2時間ぐらい無駄にしてしまったりします。
と、いうわけで今回は自分への戒め、そして1分でいかに多くの事ができるかをあなたにお伝えするために、最低限覚えておきたい1分間でできることをご紹介。
1分間でできること
1分間全力疾走すれば500メートルも進める
まずは人間の根源的な行動の1つ、走る!
成人男性が全力疾走すれば、1分間で約400メートルほど進むことができます(成人男性平均より算出)。
あなたが無駄にした1分間。
考えることに使った1分間。
それが、400メートル前進というなかなかの距離に変わるのです。
因みに400メートルというと、東京限定で申訳ないのですが歌舞伎町の入り口から新宿駅ぐらいまで。
歌舞伎町で絡まれてしまっても、1分あれば新宿駅まで全力ダッシュで到達できるのです(絡まれたりは滅多にないと思いますが)。
考える前に走りましょう。
高橋名人なら1分間にコントローラーを960連打できる
高橋名人をご存知でしょうか?
僕なんかは30代でして、ファミコンソフト『高橋名人の冒険島』をリアルタイムでプレイした世代なのですが、とにかく当時「ファミコン名人」として名を馳せたおじさんです。高橋名人Wikipedia
そして高橋名人の代名詞とも言えるのが、超絶テクニックによるコントローラーの連打。
その数、なんと秒間16連射。
そして1分あればなんと960連打もできてしまうのです。
あなたがハナクソをほじくってぼうっと天井を見上げていた1分間に、高橋名人は960回もコントローラーのボタンを押しているかもしれないという衝撃。
それでもあなたはまだハナクソをほじりますか?
もちろん、960回ゲーム機のボタンを連打したところで何が起きるかはわかりませんが、少なくともロックマンはもはや線になるレベルで弾を撃ち続けるかもしれません(仕様上たぶん無理です)。
1分間目を閉じているだけでも脳は回復できる
1分間仮眠法という言葉もあるぐらい、1分間目を閉じるだけの瞑想も効果があります。
あなたが特に目的もないのに1分間ぼうっとスマホをいじくる代わりに、1分間静かに目を閉じてみて下さい。
本当に1分だけでいいのです。
それでも、目を閉じていると1分間というのが案外長いことに気付くはずです。
そして劇的ではなくとも少し、脳がリフレッシュすると思います。
いかに普段から刺激まみれの世界で生きているのかも感じられるかも知れません。
目的もないネットサーフィンをするぐらいなら、1分だけでいいので目を閉じてみてはいかがでしょうか。
ハゲワシなら1分間に1キロの腐肉を食べる
以前書いたスカベンジャー(腐肉食)で触れたのですが、なんとあなたがぼうっと何の感慨もなくご飯を1分間食べているその間に、ハゲワシは1キロもの腐肉を平らげ、生態系の維持に貢献しているのです。
ハゲワシですら必死に生態系を清潔に保つ努力をしているのに、あなたはまだ何も考えずにムシャムシャと食事を続けますか?
もちろん、ハゲワシだって生態系の事なんか微塵も考えず、ただそこに食べ物があったから食べているだけだとは思いますが。
中国の「アリババ」のセールは1分間で1000億円以上売り上げる
お隣中国はいつだってこちらの想像のナナメ上を行きます。
もはや風物詩ともなっていますが、中国での「独身の日」などの記念日に合わせてアリババが仕掛ける特大セールは、毎回とんでもない売り上げを出しています。
2019年11月の独身の日のセールでは、なんと開始1分間で1000億円を超える売り上げとなったのだとか。
あなたがネットショッピングを何も考えず1分間ぼうっと眺めているその時間に、中国では1000億円の売り上げをたたき出しているショッピングサイトがあるのです。
まぁ、これは大企業の話ですし参考にはなりませんが、凄い数字であることは間違いないです。
因みにその時のアリババでの総取引額は4兆円を超えたそうな。
数こそ正義。
光は1分間に17987547480メートル進む
あなたが月を見上げてぼうっと1分間眺めている間に、光は17987547480メートルもの距離を進んでいます。
ピンと来ないと思いますので、例えば月面着陸を成功させたアポロ11号は地球を飛び立ち月に到着するまでに102時間掛かりました。
それが、光だと1.3秒。
1分間あれば、光は地球と月との間を約40往復できるのです。
あなたが無駄にしたその1分間に、光は月と地球とを反復横跳びするかのように40往復できちゃうのです。
1分間で60文字はタイピングできる
ブログ記事が書けない?
仕事での文章がなかなか書き進めない?
あなたが悩み、考えているその1分間で、パソコンをそこそこ使い慣れている人は平均して60文字ぐらいはタイピングすることができます。
ブログ記事2000文字を書きたいなら、無我夢中で何かを書き進めれば30分あれば十分書き終わるはずです。
また、人のやる気というものは動きがあって初めて出てくるのだと言います。
つまり、やる気ないなぁ、と思っているのなら尚更、とにかくタイピングしてみることでやる気がついてくるわけです。
人はそういう仕組みなのだからやる気出ないなぁ、と思うだけ無駄なのだそうで。
さぁ、その1分で手を動かしましょう! スマホゲーポチー
1分間あれば本を500文字ぐらい読める
あー読書したいけどめんどくさいなぁどうしようかなー。
と、あなたが考えているその1分間で、平均して500文字を読み進めることが出来ます。
ショートショートで有名な星新一先生の作品なら1話10分ぐらいで読めるものもあります。
池波正太郎先生の作品もセリフが多いページなどは文字数も少なめなので数ページ読めちゃうかも知れません。『真田太平記』とか。
読書もまた、1分間500文字ほど読み進めれば、意外と活字の落ち着いた世界にスッと入っていけたりするから不思議です。
まとめ
1分の間に世界中で様々な事が起き、そしてあなたも様々な可能性を秘めていることがわかったかと思います。
今回の記事で一番お伝えしたかったことは、1分間で何ができるかということよりも、その1分間を上手く使う事で様々な事を始めるきっかけを作れるということです。
その1分、動く為に使ってみて下さい。
ほんの1分が、あなたの今後の人生を変える、始まりの1分になるかも知れないのです。
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