ガシャガシャしたくないから、食器は出来る限り少なくていい。
でも、使うかなぁ、かわいいなぁ、キレイだなぁ、と買い足していく内になんだかんだで増えていってしまう。
そんな悩ましい食器達。
しかし冷静に考えてみると、本当によく使う食器はかなり少なかったりします。
そこで今回は最低限の食器についてのお話。
器は3つあれば十分
この記事を書いていて気づいたのですが、食器って器(うつわ)も、お箸とかも含めちゃいますよね。
となると持つ側(お箸とかスプーンとか)の食器ってなんていうのかな?とふと思いました。
調べたら、カトラリーって呼ぶらしいです。
ですってよ奥さん!
それは置いておいて。
最低限必要な食器の数ですが、結論から言うと
器は、3つで十分かと思います。
まずはご飯を盛るお茶碗
日本人ですからね、米を盛る器は何よりも大切。
白米大好きなご家庭ではこのお茶碗には結構こだわったりしているのではないかと思います。
我が家では、妻がペアで買ってきた逆さにすると富士山になっている可愛い色合いのお茶碗です。
因みにお茶碗というのは今でこそご飯を盛り付ける器のことを指して呼んでしまっていますが、本来はお茶を入れる為の器。名前を見れば誰もが感ずる疑問なので知っているかも知れませんが。
それが、現代の日本ではお茶碗と言えばご飯を盛る器、となってしまっています。
ただ、人によってはちゃんと「飯茶碗」や「飯碗」と茶碗とは区別して呼んでいるのだとか。
難しいです。
お味噌汁などを盛るお椀
普段汁物を全く飲まない方にはいらないかも知れませんが、いざという時にお茶碗しかないと悲しいです。
そこで、お味噌汁などを飲む時用の器はやはり最低限持っておきたいところ。
さらに、和風に寄りすぎたお椀ではないものを持っておけば、ちょっとしたスープ系も全部網羅できます。
和も洋も見た目なんて気にしない! という野生的な方はその心配もいらないでしょう。木の和風なお椀でレッツ・ミネストローネですね。
万能の丁度いい皿
そして今回の記事の大目玉、ぜひともお勧めしたいですし、恐らく一番使うことになるのが、そこそこ深さもある丁度いい大きさのボウル型のお皿。
これだけはこだわって買いましょう。
なぜなら、カレーからパスタからラーメンまで、あらゆるものをカバーできる大きさである必要があるからです。
これは実体験に基づいてまして、数年前に結婚祝いで職場の年配の人がFranc francの良い感じのシンプルなお皿をくれたのです。
すると、大きさが本当に絶妙でラーメンもいけちゃう、パスタもいけちゃう、カレーもチャーハンもコーンフレークもなんでもかんでもいけちゃうのです。
もうその人はとっくに職場を辞めていってしまいましたが、このお皿をくれたことは本当に感謝しています。
↑これがそのお皿。未だに我が家のエースです。
使用比率で言えば、食事の種類にも依るのでしょうが8割近く使用率を占めている気がします。
パスタが多いんです、ウチは。
最悪お茶碗もお椀もなくても、そういう絶妙サイズの万能皿一つあればとりあえずなんとかなっちゃうと思います。
カトラリーも3つで十分
早速覚えたての言葉を使わせていただきました。
聞いたことねぇよ、って感じですが。
さてカトラリー、つまりわかりやすく言えば「持って使う側の食器」ですが、これも3つで良いと思います。
まずはお箸
お箸もまた、日本人の心。
お箸でちむちむと小さな煮豆をつまむ。
これぞジャパニーズ禅の心。禅の煮豆。
お箸が唯一カバーできない動きが「すくう」ですが、それ以外は己の鍛錬のみでどうとでもなります。
是非、お気に入りのお箸を一膳。
スプーン
今書いたように、どうしてもお箸だと汁系がすくえないのです。
ここはもう素直にスプーンさんに場を譲り、すくってもらっちゃうのが一番。
カレーや中華丼、あとはスープ系には必須のカトラリーです。
スプーンも、ミニマリストさんはきっと少ない本数に抑えたいところだと思いますが、僕の個人的な意見としてはカレーや丼ものをガツガツいく用の大きめのスプーンと、ヨーグルトやカップ内でくるくるかき混ぜられるぐらいの小さ目なティースプーンの二本あるとベターかなと思います。
小さなヨーグルトなどを食べるとわかるのですが、大は小を兼ねるとも限らないのが痛感できます。
どうしても一種類に絞りたければ、究極の選択をしてどうぞ。
フォーク
お箸あればいらないよ、と主張する方もいるでしょうが、やはり先端がいくつものトゲとなっている攻撃力高めの独特なカトラリーであるフォークは何かと活躍してくれます。
そして何より、麺類を絡めとる特殊スキルを使えるのはフォークのみ。
さらに、箸と違い常に数本のトゲで刺し貫くことが出来るので、安定した火力が見込めます(なんの話だ?)。
フォークか箸か論争で劣勢になりがちなフォークも、やはり使い方次第では箸には到底辿り着けない特殊な魅力が多々あるのです。
まとめ
合計すると、カトラリーも含めると食器は6つで十分ということになります。
もちろん、食事をある程度限定してしまえば器一つ、カトラリー一つという大ミニマリスト様爆誕も不可能ではありませんが、やはり広く一般的な食事を出来る最低限と考えれば今回紹介した6つは必要かと思います。
そして最後にもう一度書きますが、
絶妙な大きさと深さのボウル型の皿、絶対に一つ持っておくと幸せになれます。
ほんとに。
コメント