あなたの家にはあなたの靴が何足あるでしょうか?
スニーカー のコレクターなどでない限り、そんなに多くの靴は置いていないか、あるいは履いていない靴が溜まってしまっているかのどちらかではないでしょうか?
靴も最低限でいい!
という気持ちはわかるのですが、少なすぎると不便な状況や衛生面での心配が出てくるのも事実。
そこで今回は、最低限揃えておくべき靴の数についての記事です。
これを読んで、仮にリーズナブルなものでも良いのでお気に入りの靴を長持ちさせられるように買い揃えておくようにしましょう。
6足あれば十分
結論から言えば、6足あれば十分かと思います。
案外多いでしょうか?
なぜ、6足なのかご説明致します。
例外として、仕事と休日とで履き分けていない、あるいは履き分ける必要のない職種の方であれば3~4足でも大丈夫です。理由は後述します。
仕事用3足
まず当然仕事に履いていく靴がいります。
女性であれ男性であれ、またスニーカー OKな職場であれビジネスシューズのみの職場であれやはり3足は確保したいところ。
理由は、3足で回すのが1番靴にも負担が掛からず長持ちさせられるからです。
毎日同じ靴を履いてしまうと、たっぷり汗を吸った靴が乾燥する間もなくまた履くことになるので衛生面でも良くありませんし、靴の寿命を短くする要因にもなります。
故に、最低でも中2日は乾燥させられるように3足で回すのがベストなのです。
もし一足だけをひたすらに履きまわしている方は要注意です。
臭いの原因にもなりますし、靴の寿命という点でもアッパー(外側)からだけでなく内側から痛みやすくなりますし、何よりカカトやソールも物凄い勢いで減ってしまうので、トータルで見たコスパも悪くなってしまう可能性が高いです。
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休日用2足
ハイブラックな会社勤めの方以外の多くの方は週に2日のお休みがあるかと思います。
とすると、仕事用靴と同様の理屈から同じ靴を2日間履くのはよくありません。
そこで、休みの日にはそれぞれ違う靴を履けるように2足は必要であると考えます。
もちろん革靴であってもスニーカーであっても良いので、2日間連続で履くことさえ避けられれば十分ですので休日用に仕事用とは別の靴を持っておくのが衛生面でも最高です。
仕事でもスニーカーを履いているような方の場合、休日と仕事用との靴を分けずに履いている事もあると思います。
その場合には、乾燥の観点から2日間しっかり空けられる足数(つまりは3~4足)を持っていれば大丈夫です。
冠婚葬祭用1足
最後は冠婚葬祭用の靴です。
仕事でビジネスシューズを数束持っている方はいらないと思うかもしれませんが、しっかりとフォーマルな場にふさわしい靴であるかは改めて確認した方が良いでしょう。
基本的にはお葬式も結婚式も、黒のシンプルな革靴であれば咎められることはないかと思います。
本当は、お葬式は本革はダメだったり(生きていた動物のもの、ということで忌み嫌われるという理由から。理想は合成皮革の物が良いです)、細かくルールはあるのですがそこまで徹底すると面倒ですし案外咎められることはないの基本的には気にせず大丈夫です。
男性であれば、ストレートチップかプレーントゥのもの。
↑こちらがストレートチップ。ストレート(まっすぐ)のラインが甲の辺りに入っている靴の事です。
↑そしてこちらがプレーントゥ。プレーン(まっさら)なつま先のデザインで、何も装飾がされていないものを指します。
女性であればヒールが低く、つま先の開いていないものであればまず大丈夫。
ただ、冠婚葬祭用は滅多に使わない可能性も高く、奥にしまっておいて劣化させちゃいがちなので、定期的にダメになっていないかはチェックしましょう。
いざ履いた時にカカトが劣化していてボロっと取れちゃうようなことになったらかなりダサイですし、実際かなりやりがちな事です。
よく街を歩いていると、カカトのゴムだけがゴソっと落ちているのを見かけますが、あれはまさに劣化に気付かず久しぶりに履いてみて、歩いている時にいつのまにかカカトだけ取れてしまったものです。
なかなかマメにチェックするのは面倒だったりするのですが、いざという時の為にも定期的に見ておきたいところです。
まとめ
最低限6足は持っておいた方が良い理由、おわかりいただけたでしょうか?
もちろん理想的な、という話ではありますので、それぞれの事情によってはそんなに靴を置いていられない事もあるかと思います。
また、職場でスニーカーがOKなのであれば、普段履きと兼用にしているケースもあるでしょう。(その際には3~4足回しでどうぞ)
6足なんて関係ねぇ! という方でもひとつだけ必ず覚えておいた方が良い事として、
履いた靴は2日休ませる
ということです。
これだけで靴の寿命は伸び、汗や菌もしっかり乾燥で飛ばせて、ニオイも減らせるのです。
もちろん、しっかりと日頃から手入れをしていればもっと靴を長く履き続ける事ができますから、もし手入れも気になる方は併せて手入れの記事もご覧くださいませ。
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