オートミールって最近よく聞きませんか?
僕もよく耳にしてはいたのですが、正直何かのお肉か何かだと思っていました。
ミートっぽいじゃないですか。響きが。
ところが最近僕の妻が
「あんた脱お米してみたいとか言ってたけど、オートミールにしてみればいいじゃん」
と言ってきたのです。
流行りものはとりあえず試す、が信条なので脱炭水化物の一環としてお米を食べない生活にちょっと憧れていたりしたのです。お米に恨みは全く無いですが、体調がよくなったり肌ツヤがよくなったり、よくわかりませんがそういうナニカが起きたら面白いなぁ、ぐらいの動機です。
そもそもオートミールをよく知らなかったので困惑しましたが、調べてみるとなんとも素晴らしい食べ物であることがわかり、早速買ってみました。
↑このオートミールが奇跡的に(なのかはあまり知りませんが)近くのスーパーで売っていたので即買いました。
妻が言い出したということは多分テレビなんかでも頻繁に特集されちゃっているんじゃないかと推測できるのですが、いつも買いに行く度に売り切れ寸前な事が多いので世間的にも注目されていることは間違いなさそうです。
僕は結構極端な性格なので「どうせやるなら」と、それまでは毎日おにぎりを握って持っていっていましたところを一気にオートミールへと切り替えてみたのです。
オートミール生活にしてみてかれこれ1月ほど。
メリットデメリット両方が見えてきたので気になっている方の参考になればと思い今回書かせていただきます。
また、僕が毎日職場のお昼に食べているサルでもできる超簡単オートミルレシピもご紹介しますので参考にしていただければと思います。レシピと言ってよいかわからないレベルのものですが。
・オートミールが気になっていた。
・ランチをオートミールにしてみたかった。
・お米とオートミール、どっちがいいか知りたかった。
・デメリットもあるのか気になる。
・食べるのに結構手間かかるって思ってる。
↑これのどれかでも当てはまる方は、是非読んでみてください。
オートミール無敵過ぎません?
ある程度完全に知らない方の為にオートミールについて書きますが、
オートミールとはオーツ麦(燕麦)という麦を脱穀して食用に加工したもののことです。
見た目はマジでエサ感強めです。
以前職場のアルバイトの女の子が食べていた事があったのですが、冗談ではなくこっそりリスとか飼っててそのエサを職場にまで持ってきちゃってたのだと思ってました。無知は怖いです。
実際にオーツ麦は飼料としても使用されている為、エサ感強めというか実際にエサでもあります。
パッと見は、ケーキとかによくふりかけられている薄くスライスされた白色のナッツに似ています。
栄養価が非常に高い
流行りものにはしっかり理由があります。
よく同じ土俵に上げられて公開処刑されがちな白米と、宿敵玄米との比較をしてみましょう。
※全て100gあたりの栄養価です。
オートミール | 白米 | 玄米 | |
エネルギー (kcal) | 380 | 356 | 349 |
たんぱく質 (g) | 13.7 | 6.1 | 6.8 |
脂質 (g) | 5.7 | 0.9 | 2.7 |
炭水化物 (g) | 69.1 | 77.1 | 74.0 |
ナトリウム (mg) | 3.0 | 1.0 | 1.0 |
カルシウム (mg) | 47.0 | 5.0 | 9.0 |
鉄 (mg) | 3.9 | 0.8 | 2.1 |
ビタミンE (mg) | 0.6 | 0.1 | 1.2 |
ビタミンB1 (mg) | 0.2 | 0.08 | 0.41 |
ビタミンB6 (mg) | 1.11 | 0.12 | 0.45 |
食物繊維 (g) | 9.4 | 0.5 | 3.0 |
たんぱく質からビタミン、鉄分に至るまで圧倒的にオートミールが強いです。
そして特筆すべきが、食物繊維の多さ。
食物繊維には水溶性と不溶性との二種類があるのですが、このオートミールには両方がしっかり入っており、もう圧倒的に強いのです。
更に、ダイエット女子に嬉しいのが炭水化物の少なさ。
劇的に少ないわけではありませんが、これだけ栄養価高くて炭水化物含有量もちょっと少ないとか、もう無敵です。
この事実を知った僕が、一気にランチをオートミールに切り替えた気持ちも少しは理解してもらえるのではないかと思います。
オートミールに切り替えて感じたメリット
では早速メリットをご紹介します。
超立派なうんちが出る
一番効果を実感しているのが、なんとしてでも出したい便です。
過去に便についての記事も書きましたが、オートミールを毎日食べるようにしてからは比較的スムーズに良便生活できています。
サイクルが劇的に変わったわけではないのですが、出るうんちがとんでもなく立派。
食事中の方には申し訳ないですが、
天下無双の一本グソ!
とでも声高らかに叫びたくなるような立派なのがにゅるんと出ます。
これは完全に食物繊維パワーでしょう。
思った以上に満足感・満腹感がある
オートミールを食べた時の独特のお腹の満腹感は食べた人にしかわからないと思うのですが、独特の張りがあります。
オートミールは水分をすごく吸収するので、お腹の中で膨らんでいるのですね。
そしてこれが結構な満腹感へと繋がり、また満足感もあります。
エサだなんだと最初に思い込んでいた自分を全力で責めます。
お昼終わりの眠気がない
ランチでおにぎりやお米をバクバク食べていた頃は、確実にお昼過ぎに猛烈な眠気に襲われていたり、身体がだるくなっていたりしました。
これは血糖値が急激に上がってしまっているからなのですが、わかっていても食べないわけにもいきません。
ところがオートミールを食べた後にはだるさや眠気がこないのです。
栄養価は高いのになぜだ?
と思っていたら、これもまたオートミールに含まれる水溶性食物繊維、β-グルカンの作用であることがわかりました。
このβ-グルカンが糖の吸収を穏やかにし、血糖値が急激に上がるのを防いでくれるのです。
やばい。スキが無さ過ぎる。
オートミールに切り替えて感じたデメリット
では次にデメリット。
これがですね、強引にヨイショしようと思ってるわけではなく、本当にないです。
強いて挙げるなら、ということでひねり出しますと、
ああ昼飯食ったぁ! 感が薄い
ぐらいでしょうか。
次の項目で僕のレシピを書きますのでそれを見て頂ければわかるかと思うのですが温かみはゼロ。
ほかほかあったかいランチ♪にならない事だけはデメリットでしょうか。
でも本当にデメリットそれぐらいしか思いつきません。
因みにコスパについても気になるかと思うのですが、僕が買っているオートミールが350~400円ぐらいの間で、300g入り。出勤日数が七日ほどでなくなっていますので、一食当たり50円前後というところでしょうか。おそらくは白米よりほんの少し高いか、同じぐらいのコスパだと思われます。
超簡単なずぼらオートミールレシピ
色々と試行錯誤した結果、超めんどくさがりな僕が行きついた最強のレシピをご紹介します。
恐らく、オートミールで検索するとおかゆっぽくして食べたり、一晩ミルクなどに浸けておくオーバーナイトオーツだったり、ポリッジと呼ばれるミルク粥にして食べる方法など色々出てくるのですが、僕のはそんなもの全スルーの超シンプルレシピです。
色々試した、と書いた通り一通りの食べ方を実践しましたが、無類のシリアル好きな僕はどれもしっくりこなかったのです。特におかゆ風にするのは僕は苦手でした。
ではまず材料を。
・塩(なんでも良いがアジシオはやめとけ)
・ハチミツ(なんでも良い)
・豆乳(無調整が良い。牛乳でも可)
・紙コップ一杯ぐらいのオートミール(足りなきゃ二杯食え)
これだけです。
地味に塩が大事だと僕は思っています。
では作り方ですが、
オートミールにハチミツ垂らしてオートミールがしっかり浸るぐらいに豆乳入れて、塩を適当に振ってよく混ぜます。
完成!
超簡単、かつ栄養満点、かつうまい。
よく混ぜないとハチミツがちゃんと混ざってくれない点と、時間置いちゃうと水分でおかゆっぽくなっちゃうので、僕は早めにすぐ食べるのをオススメします。
ハチミツと豆乳だけでも十分おいしいのですが、塩を適量入れることでグッと引き締まります。
忙しいあなたにピッタリ!
以前豆乳甘酒についての記事も書いたのですが、豆乳甘酒にオートミールもアリですね。
ただ甘酒のクセが苦手な方にはおすすめしません。
まとめ:明日からでもオートミール食べてみて
オートミールのすごさ、少しでも伝わったのであれば幸いです。
僕はかなりオートミールの凄さに身をもって感動してますので、まだまだしばらくはオートミールランチを続けてみるつもりです。
近くの他のスーパーでは、クエーカーのオートミールを売っているのも見かけたので、売り切れていない限りはなんとか買い続けられそうです。
というか今度ネットでまとめ買いします。
ただ、僕個人の好みだとクエーカーのオートミールより、最初に紹介した日食のプレミアムピュアオートミールの方が好みです。
よりシリアルっぽく食べれる気がしたので。
便秘にお困りの方。
ダイエット中の方。
脱白米を目論んでいる方。
ランチ後にだるくなる、眠くなるのが嫌な方。
そんな全ての悩める方に全力でオートミールを食べてみる事をおすすめします。
今すぐにでもスーパーかネットでオートミールを探してみて下さい。
もしかしたらあなたの生活スタイルも劇的に改善するかも知れません。
追記:カップスープと合わせたらめちゃくちゃうまいんじゃね? と思いまして、コーンスープ、トマトスープ、味噌汁でオートミールとの相性検証した記事を書きましたので気になればぜひお読みくださいませ。
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