まだまだ謎の多い睡眠の世界。
そして誰もがやはり「何時間寝るのがベストなのか?」という事に関心があるかと思います。
まず結論から書いておくと、
最低限取るべき睡眠時間というのはその人の年齢やライフスタイルによる
です。
元も子もない事を、と思われるかもしれませんが、本当に人によって適切な睡眠時間というのは違うのだそうです。
本当のショートスリーパーは激レア
まず睡眠系の話題では必ずひょっこりと顔を出すショートスリーパーですが、本当に体質的なショートスリーパーというのはものすごく少ないのです。
一般の方と遺伝子やら脳の作りやらが違わないとショートスリープでマジ大丈夫デースなんて事は起き得ないので、もし身近に自称ショートスリーパーな方がいてもとりあえずは疑った方がいいかもしれません。
その自称ショートスリーパーの方が、毎日本当に5〜6時間しか寝ていないのに、バリバリと最高のパフォーマンスを発揮して働いているのであれば本物かも知れません。
睡眠不足は確実にパフォーマンスが低下する
いつもより2時間ぐらい睡眠時間少なかったけどまぁなんとかなるだろ。
そういう経験、誰しもがあるかと思いますがら効率という観点から言えばよろしくありません。
というのも、睡眠不足は確実にあなたのパフォーマンスは下がるからです。
アメリカで行われた研究で、徹夜を一晩するだけで酔っ払っているのと同じぐらいに人の脳というのはパフォーマンスが低下することもわかっています。
日本で成功した社長さんやら実業家やらで「睡眠マジ大事」とおっしゃっている方が多数います。
それは非常に合理的な意見で、睡眠時間削ってまで残業して働きまくるのと、たっぷり寝て時間内に集中してやるのとでは圧倒的に効率に差が出ちゃうのです。
自分の最低限の睡眠時間を知る方法
では自分の適切な睡眠時間はどうすれば調べられるのか?
これは案外簡単です。
休日に寝た時間を何回かメモしてみて下さい。
ただし、アラームもかけず、誰かに起こされることなく自然に起きた時間をメモする必要はあります。
人間は十分な睡眠を取ったら、それ以上強引に眠る事はできないようにできています。
仮に12時間ぐらい寝てしまったような場合は、余程普段の疲れが溜まっていたとか、女性の場合は生理なども関係してきてしまいますので、そのような要因の無いタイミングで調べるのがベストです。
そして何度かメモを取れたら、その時間の平均値を出せばおおよそあなたに必要な睡眠時間というのが見えてくるはず。
最近ではよく「7時間睡眠がベストで、それ以上でもそれ以下でも死亡率が上がる」という割とマジな研究結果があります。
しかし僕が思うのは、だからといって皆が7時間ピッタリの睡眠に合わせるのは無理ですし、それを意識し過ぎるとかえって体に悪くなることだってあり得ますから、意識する必要はないと思います。
冒頭で書いたように、人によって最低限の睡眠時間は本当に違いますから。
また、ショートスリーパーであっても、基本的に5時間以下の睡眠時間は厳しいということもわかってきており、「おれは毎日3時間しか寝なくて平気なんだよねー」と言っちゃってるような方がもし身近にいたら、それは不眠症だったりする可能性を疑う方が正しいです。
まとめ
最低限の睡眠時間は人それぞれ。
ショートスリーパーはほんとにレアなので基本勘違い。
睡眠不足は確実にパフォーマンス低下するので結局のところちゃんと睡眠を取ること以上にパフォーマンスを上げる方法は無いと心得るべし。
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