最低限ゆとりを持って過ごせる生活費って具体的にいくら? 手取り20万円の僕が考える

みんな気になる最低限の生活費。

情報は沢山溢れていますが、今回はしっかりと僕の引かれているお給料の控除額などから具体的な数字を導き出してみようと思います。

まず最初に恥を忍んで僕の平均的なお給料を書きます。

平均して25万円。ボーナス無し。手取りで20万円。

です。

年齢から言うと確実に少ない部類だと思いますが、妻も仕事をしてくれている為比較的余裕をもって暮らしていけています。

ただ、一昔前ほど多く貰っている人が減っている気もします。

同窓会などでかつての友人達と会った際に、結構良い身分にまで昇進してる友人でも案外貰っている給料が少なくてビックリした記憶があります。

世知辛い……。

話を戻して、僕のお給料。

月ごとの売上で若干増減しますが、本当に若干で誤差の範囲レベル。

もっとください社長! 僕頑張ってますぅぅぅ!!

……。

というわけで今回は最低限の生活費。

健康保険・年金・住民税

まずは忌々しい支払いの数々から。

僕の場合は会社にて社会保険と厚生年金に加入しています。

支払い額は、社会保険料が約13,000円、厚生年金が約25,000円です。

(会社で加入していない、またはアルバイトなどで国民年金をご自身で払っている場合は毎月16,410円固定です。平成31年4月~令和2年3月分のデータ。

また、国民健康保険をご自身で払う場合、自治体により計算方法が異なる為一概に言えませんが、仮に僕が今のお給料で独り身だった場合、ざっくり17,000円ほど毎月払うことになるかと思います)

次に住民税。僕の場合で約12,000円

東京都内です。

いやいや何のための税よこれ。いい加減にしてよ。

と、思わなくもないですが、毎日のゴミ収集だったり様々な設備整備だったり、仕方ないんでしょうね。

というか払わないという手段を取りようないですし、不満があるなら市議会議員選挙とかそういうのでしっかり投票すればいいわけで。

この段階で、50,000円がもう消えています。

僕の場合はお給料から自動的にこの金額が引かれて、その残りがいわゆる手取り額となるので、20万円ほどです。

もし会社でこれら保険に加入していない場合は、ご自身で住民税も合わせて4~5万円を支払うことになるはずです。

食費・水光熱費

では僕の場合は手取りの20万円をどのように切り詰めていくのか。

※妻の収入は省き、一人暮らしだった場合で換算します。

ここからが最低限の生活費の本番。

まずは食費ですが、週に1回スーパーへ行き4,000円分の食材等をまとめ買い

その場合、月に掛かる食費は16,000円

週に一回スーパーで4,000円分の食材を買う。

これって結構豪華に買えるはずです。

ちょっといいお肉とか、ちょっと高めのお酒とか買わない限りは充分な金額のハズです。

お米も5キロ2,000円前後で買えるはずなので、十分どこかの週の4,000円に組み込めるはず。

因みに我が家では30,000円を食費として使っています。妻と僕の二人でその額なので、一人ならシンプルに半分で……とはいかないのが難しいところ。

というのも、食材などに関しては一人分だけを使っていくのが結構難しかったりするからです。

ただ、最近は時代の流れもあってか一人用分の食材をバラ売りしているようなケースも多く見かけるようになりました。

そういう事も考慮して、一人なら食費16,000円というのは十分な額であると考えます。

次に水光熱費。

水道代は2か月に一度の支払いなので、一応一月毎に分けて計算します。

電気・ガス・水道合わせて、毎月10,000円もあれば支払えるでしょう。

それ以上掛かっていたら、何かしら使い過ぎな気がします。

これも住んでいる地域やお風呂に入る頻度などでも大きく変わってしまうでしょうが、我が家の支払いが15,000円ほどですので、一人で10,000円なら十分かと。

因みに僕が一人暮らししていた時は、毎月水光熱で8,000円ぐらいだったと思います。

これで、食費と水光熱費合わせて26,000円

手取りの20万円から引いても、174,000円残ります。まだまだ余裕ですね。

スマホ使用量、ネット環境の費用

見落としがちな二つが、スマホの使用量とネット回線などの使用量。

今では格安スマホなどを使っている方も多いかと思いますが、僕は贅沢にも(というかよくわからないので)大手キャリアの普通のプランで使っちゃってますので、毎月10,000円ほど掛かります。

更にネット回線が、まちまちだとは思いますが僕は5,000円ほど。

これで合計15,000円

食費などと合わせると41,000円

手取り20万円から引いて、159,000円残ります。

まだだ、まだ余裕だぞ!

凶悪な固定費、家賃

この項目で大きく出費額は変わるかと思います。

基本的には変動することなく毎月支払うこととなる家賃。

過去に家賃と収入のバランスについての記事を書いてあるので、よければご参照ください。

この家賃をいかに低く抑えるか次第で、余裕を持って使える金額は大きく変わると思います。

僕の家の場合、都内で駅もそこそこ近くて90,000円。

ちょっと背伸びし過ぎたなと後悔しています。

ただ、家賃に関しては各々事情がありますからね。

僕の場合も、妻の職場と僕の職場の中間で良い位置にある物件を探した結果なので、ある程度仕方なかったと思っています。

この90,000円を生活費から引くと、手取り20万円の内残るのは69,000円。

やはり家賃がひたすらに呪わしいです。

趣味や嗜好品、車の維持費にファッションに使うお金

ここからは本当に人によると思います。

趣味でギャンブルをやる方などは残りを全てぶち込む可能性も大いにあるでしょう。

車を持っていたら駐車場代やガソリン代などで数万円飛ぶでしょう。

オシャレが好きな方も数万円使うのかも知れません。

僕のケースで言うと、お酒も飲みますしタバコも吸うので、それで2~3万円は使っていると思います。

更にちょいちょいコンビニでお菓子を買っちゃったりもするので、なぜか給料日前にはお財布は基本スッカラカンです。

なぜなのか、自分でも今愕然としているところです。

小さい見えないおっさんの妖精がお金抜いてるのかも知れませんし。

ただし、我が家は必ず水筒にお茶を入れて持参していますし、毎朝お弁当を作って持っていきます。

つまり、無駄な職場での食費と飲み物代は浮かせていると思います。

よく言われる「コンビニは無駄金使うから寄らない方良い」という意見。

これは、ガチだと思います。

寄ったら最後、あれやこれやと欲しい物が目に留まり、結局千円ぐらい買っちゃったりしますからね。

タバコを買う為に定期的にコンビニに寄る僕みたいな方は絶望的ですね。

無駄を省き導き出した最低限の生活費は?

では最後にまとめましょう。

最後に触れた趣味などに使うお金、これも余裕ある生活する上ではちょっとは必要です。

例えば僕で言えばタバコ代です。

たまぁにコンビニで余計なもの買って、タバコも買うとなると20,000円もあれば十分でしょう。

食費・水光熱費・家賃・嗜好品費ら全てを合計して、151,000円。

なんだめっちゃ余裕じゃん!

と、今本気で思いました。

いかに普段細かく無駄使いしているかがよくわかります。

逆に考えれば、僕のように家賃が90,000円ぐらいのところに一人で住んでしまったとしても、

手取り16万円あれば余裕

ということになるでしょうか。

家賃も減らして、嗜好品に掛けるお金もほとんど掛からない方でしたらこの16万円という数字もグッと下げられるはず。

貯金もできますね!

しかしここで正社員ではなく、国民健康保険や国民年金、さらに住民税をご自身で払っている方は注意です。

当然この額にその分(約4~5万円ぐらいかと)を払うことになるので、合計で20万円ぐらいにはなる計算です。

となると結構厳しい。

趣味などに使うお金を削るとか、食費を削るとか、家賃の安い部屋を探すなどの工夫でなんとか余裕を作る必要が出てきます。

というか例えばアルバイトのみで生計を立てている場合、9万円の家賃の家には住もうとはしない可能性が高いですから、その辺りは上手く調整しているものと信じます。

事実僕が一人暮らしをしており、かつフリーターだった時代には、家賃4万円でバイト代が18万円ぐらいで割と余裕を持って生活できていました。

あとはもう自分の中でどこが「無駄なお金」となってしまているか、一度しっかり考えて削れるところを削っていくしかありません。

最近の我が家の家計は、前よりは若干余裕が作れるようになってきた気がします。

原因を考えてみたのですが、おそらくは水筒と弁当を持参していくようにしてからかと思い当たりました。

職場でコンビニなどでお弁当を買ったりランチしたりすれば平気で500円から1,000円ぐらいは使うはず。

それを週に5日、月に20日ほどやれば、1万円から2万円が生活費を圧迫する計算です。

生活費内の食費にその金額が上乗せされちゃうわけですから、そりゃ家計が苦しくもなる。

というわけで、最低限すぐにでもできる節約として水筒とお弁当持参は強くオススメします。(ちなみに我が家のお弁当の大半はおにぎりです。日本人のソウルフード!)

あと水筒はやっぱりサーモス。職場に湯沸かし器があればもう無敵の無限補充です。

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