【妻に学ぶ】最低限覚えておきたい「クソ」の上手な使い方【日常会話】

クソ

突然ですが、皆さんは「クソ」をどのように日常会話に取り入れているでしょうか?

クソめんどくさい?

クソキモイ?

おそらく様々なクソを有効活用していることかとは思いますが、正直に言いましてクソレベルは低いです。

僕の妻は、東京都の東の端の方、ヤンキーと悪人とシケモクと吐瀉物しかないような街の出身で、妻自身がグレていたりしたわけではないにも関わらず、とんでもなく口が悪くてとんでもなく世界の全てに対して反抗的です。

そんな世紀末都市出身の汚い砂ぼこりが身体に染み付いてしまっている僕の妻の「クソ」は実に美しい「クソ」なのです。

そこで今回は皆さんにワンランク上の「クソ」を使って頂き、より素敵なクソライフを送っていただきたいと思いますので、興味のある方はぜひお付き合い下さい。

言葉の最後の2文字をクソに変えると可愛くなる

まずは言葉の最後の二文字をクソに変えると言う実にシンプルな使い方をご紹介します。

以前このブログの記事でも書いたのですが、鬼滅の刃が流行ったときに僕が妻に対していわゆるキメハラをしまくっていた時に妻が鬼滅の刃がウザ過ぎて、

「鬼滅のやいクソ」

と呼ぶようになったのです。

鬼滅のやいクソ。ぜひ口に出してみて下さい。

明らかに違和感を感じるのですが、慣れてくると少し可愛らしい響きを持って聞こえて来るはずです。

そしてそこまで聴き慣れてくると、「あれ?妻は必ずしも鬼滅に対して恨みを持っているだけではないのでは?」とすら思えてくる、クソがついているにも関わらず感じるあたたかみのようなものもあるように思えてきます。

これはもちろん鬼滅の刃だけでなく、何にでも使うことができます。

最近テレビでよく聞く「エビデンス」という言葉。

あれもなんだか気に食わないので、

エビデクソ

にしちゃえば途端に可愛くなります。

ここ数ヶ月のコロナ禍で身も心もお肌もボロボロ。

いつも僕らを守ってくれるありがたいマスク。

でもたまにはマスクにも怒りをぶつけたい。

マクソ!

キッチンハイターをこぼしてお気に入りのキッチンマットが色落ちしてしまった!

ちくしょう!悔しい!この……

キッチンハイクソ!

少しうんちのキレが悪い。

早く家を出なくてはならないのに、うんちに邪魔をされている。

これはもう……

うクソ!

このように、どんな言葉も最後の二文字をクソに変えてしまえば、怒りがこもっているように聞こえて温かみもあり優しさも感じる、不思議なツンデレ感を味わえる言葉になります。

今すぐ試してみてください。

怒りを込める時には発音する際の空気量を意識せよ

次に、可愛さなどいい必要のない状況での怒りを込めた「クソ」についてです。

僕の妻が真に恐ろしい「クソ」を発する時には、もはやそれはただの空気音のようになります。

一度試して欲しいのですが、「くそ」としっかり言うのではなく、空気を出す音のみで「クソ」を表現するのです。

高速で言われるとくしゃみのようにも聞こえる、空気の擦れのような発音。

しかしそれに怒りがこもり、鬼の形相と合わせて発せられることでその空気の擦れのような「クソ」は凶々しいほどに研ぎ澄まされた空気のナイフのように感じるのです。

ちなみに、クソを空気量多めで発音する際に「ク」のど頭に力を入れすぎると歌舞伎っぽくなってしまうので気をつけて下さい。

クソとうんことはイコールではないと心得よ

よくクソ素人がやりがちなミスが、クソ=うんこと思っていることです。

うんこ=クソ

ではなく、

クソが表す有象無象の中の一つがうんこなだけなのです。

うんこはクソの下位の存在であり、動物の生物学上の繋がりに似ているかも知れません。

クソ科クソ目うんこ、みたいな。

うんことクソがイコールではないことをしっかり理解しておくことはとても大切で、自分がクソという言葉を使う際に少しでも「うんこと同じもの」という意識が残っていると、たちまちクソという言葉もなんだかすこしクサイものになってしまいます。

そうではなくて、クソは自らの魂の叫びであり、怒りの発露であり、自らの世界への敵意が具現化したものであると意識した上で「クソ」と言うことにより、クサさなど微塵もないスタイリッシュでキレのあるクソが出せるのです。

まだ、臭いのあるくさいクソを言い続けますか?

それとも、人の魂に突き刺さるキレのある真にピュアで尖った「クソ」を放ちますか?

応えは明白ですね。

ちくしょう!という意味での「クソ」は一文字加えて使うべし

ああやっちまった! クソッ!

と、誰もが言ってしまうことがあるでしょう。

しかしクソ上級者たる者、そんな幼稚なクソ使いをしていてはいけません。

上級者は、必ず一文字クソの後に付け加えるのです。

クソ!

というよりも、

クソがっ! クソめ! クソね!

クソよ! クソだ! クソも!

クソの! クソる!

などなど、一文字付けるようにしましょう。

一見意味が破綻してしまっているように見えるクソもありますが、これはガンダム式です。

ガンダムに登場するキャラクター達は、文章を最後まで言わずにぶった斬ることが大好きな世界に住んでいます。

「だから!」

だけで会話を終わらせてしまったり、

「そんなことでは!」

だけで想いを伝えたりとなかなかにぶった斬ります。

ちょっとガンダムについていけない方は、日テレのnews ZEROにて有働アナが似たような言い方をよく使っているので「有働式」と呼んでもいいかも知れません。

クソにもこの有働式がよく似合いますので、怒りの発露として

クソの!

などと叫んだとしても、意味がわからないのではなくむしろスタイリッシュなので気にしなくて大丈夫です。

まとめ:クソも蔑むだけが取り柄じゃない

クソの活用方法、おわかりいただけたでしょうか?

まとめておくと、

・言葉の最後の二文字をクソに変えるだけで可愛さが増す

・空気量を意識して、より怒りの伝わるクソを放て

・クソとうんこはイコールではない

・単体で使用する際には必ず一文字付け加える

となります。

むしろ普段からクソという言葉を使わないようにしている方もいるかも知れませんが、たまには言ってスッキリした方がいいです。

ぜひ、日常にクソを取り入れて豊かなクソライフを満喫できるようになってくださいね。

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