マットレスの上に敷布団はしてはいけない、と言う話を耳にした事は無いでしょうか?
もしかしたらそれを知っていて実際に家ではマットレスの上に布団を敷くような事はやっていない方もいるかとは思います。
しかし正直なところ、僕は噂は知っていたのですが実家で暮らしていた頃でもマットレスの上に布団を敷いていたように記憶していますし、特にそれで不満に感じたこともなかったので「都市伝説のようなものなのではないか?」とすら思っていました。
ちなみに結婚してからの我が家では、妻が長年ホテル内のベッドメイキングやらの仕事をしていた経験があるせいかマットレスの上には敷布団は敷いていません。
最初こそ僕は違和感を感じていたのですが、寝心地は敷布団ない方が良いです。
それもそのはず、
そもそもマットレスというのは基本的には上に布団を敷いたりせずに使うもの
なのだそうです。
もちろん例外もあり、敷布団を敷くのを前提に薄めに作られているマットレスもあります。
しかし覚えておいてください。
基本的にはマットレスの上に敷布団は敷かない方がいいのです。
今回は、その事を痛感したとある日の話をまじえつつ、じゃあ何を敷いたらいいのか?などについて書いてみたいと思います。
ホテルのマットレス&布団で悶絶
少し前の事なのですが、妻と近場の小旅行に出かけました。
しっかりとホテルも予約して楽しみにしていたのですが、ホテルの部屋に入った途端妻が「あーここはだめだわ」といきなり言い放ちました。
部屋もすごくきれいでしたし僕は何の不満もなかったのですが、さすが僕の妻はホテル経験者なだけあって、すぐにマットレスの上に敷布団ががっつり敷かれているのに気づいたわけです。
試しに僕がベッドに横になってみるとマットレスの上にふかふかの布団が敷いてあり、むしろ家のベッドよりもはるかにふわふわで心地よく感じました。
マットレスの上に敷布団もがだめなわけないじゃないか! 実際こんなに気持ちいいぞ!
その時はそう思っていたのですが、その夜……なかなか寝付けません。
布団は気持ちいいように感じるのですが、なんとも座りが悪いといいますかふわふわすぎて体が落ち着いてくれないような妙な寝苦しさがあるのです。
なんともしっくり来ず悪夢も見るし、熟睡できないしで、結局全然眠れずに悶絶し続ける地獄のような夜になってしまいました。
最低限の睡眠時間もクソもありません。
なるほどマットレスの上に敷布団はダメなんだ。
ようやくそれを身を持って理解した夜でした。
一応、僕がこのブログで過去に書いた眠りやすくなる方法も試しましたがあまり効果なかったです。方法が悪いんじゃないです。マットレスと敷布団が悪いのです。
そして帰宅してから、いつものマットレスの上にシーツを敷いただけの我が家のベッドに寝転がった瞬間、「これこれ!」と思わず叫んでしまうほどに、気持ちよくてしっくりくる寝心地でした。
マットレスはやはりそれだけでしっかり気持ち良いように、硬さも寝心地もしっかり考えられているのですね。
なぜマットレスの上に布団敷いちゃダメなのか
ではなぜマットレスの上には布団NGなのでしょうか?
理由はシンプルでして、
マットレスはそれだけで寝れるように作られているから
です。
つまりその上に布団を敷くということは、そもそも完結してるマットレスの上に余計なものを載せることになるわけです。
その結果、
・無駄に吸収性が増してしまい逆に落ち着かなくなる
・眠れはするけど身体が痛くなるようになった
などの不調が起こる原因にもなるのです。
しかしながら、もう長年マットレスと布団を併用して慣れ切ってしまっているような方は無理にやめる必要はないかも知れませんが、もしかしたら布団を取っ払ってマットレスのみで寝てみたら体調が良くなるような事が起こる可能性はあります。
また、マットレスの上で直接寝るのは嫌な方は、シーツだけ敷くか、あるいはマットレスの上に敷く用のパッドなどを敷きましょう、
というかシーツやパッドを併用するのは衛生的にも必須かと思います。
今回僕が経験したホテルでの一件からもわかるように、人がぐっすり眠る為にはひたすらにやわらかくてフカフカなベッドは必要ないのです。
適度な反発のある、自分に合ったマットレス。
固さというのはこうも大事なのか、と驚く一件でもありました。
床に敷くのとベッドに敷くのはどう違う?
次に、ベッドに敷くのと床に敷くのとではどう違うのかも書いておきます。
僕は、妻と同棲をし始めた家ではマットレスを直接床に敷いていましたし、今の家ではベッドにマットレスを敷いて使っていますので、双方のメリット・デメリットを経験談としてお伝えできるかと思います。
床置きマットレスのメリット・デメリット
まず床置きですが、やはり気になるのは湿気、カビ、あとホコリです。
やはり、一度敷いちゃうとマメな人でない限りなかなかひっくり返して換気――なんてやりませんよね。
となると、確実に裏側は通気性ゼロですから湿気でカビが大発生することになります。
僕の愛用したマットレスも、引っ越す際に裏を見たら「裏側の世界」に相応しい真っ黒でカオスな紋様だらけになっていました。
また、床置きは当然床からの距離が近いので、寝ている際にホコリなどを吸っちゃうことが多かったのもデメリットでしょう。
しかしながら気になるのはそれぐらいなもので、メリットの方が多いです。
ベッド買わなくていいからコスパいいですし、簡単に寝る場所も変えられますし(マットレスのサイズによりますが)、楽でした。
ただ、しっかりした寝室感を演出したのであれば、やはりベッドは必須かと思います。
ベッドにマットレスのメリット・デメリット
次にベッドにマットレスはどうか?
これはもう、1つの完成形です。
床置きで書いたデメリットが全て解消されます。
ちゃんと高さが出来、通気性も良くなるので湿気にやられることもなければカビも出にくい。
生活している上でのホコリなんかもそんなに飛んでこない。
無敵感。
ただ、やはりスペースを取ります。
僕が妻と同棲を始めた時の部屋は激セマでしたのでそもそもベッドを置くスペースは皆無でしたので、そもそも選択肢がなかった。
今は少しだけ広い部屋に越したので、一応ベッドを置いて寝室っぽくは演出できています。
ベッドフレームの寝室感はもう流石としか言えません。当たり前か。
まとめ:マットレスの上に敷布団は確実に寝にくくなる
僕がホテルで体験したように、豪華なマットレスの上に豪華な敷布団という組み合わせは、最初こそふわっふわで幸せな寝心地のように思えますが、いざ寝る時はただただ寝苦しいです。
本来マットレスのみで完結できるのにその上に余計な布団を敷いているわけですから、無駄なクッション性が増してむしろ不快なレベルのクッションになってしまうんですね。
もしご自分の寝室がマットレスと布団の併用になってしまっている方がいたら、寝苦しくないか、起きた時に身体が痛くなっていたりしないかちょっと思い返してみて欲しいのです。
もしかしたら、マットレスのみにしたら改善しちゃうかも知れません。
そしてこれだけは言っておきますが、寝具は絶対にケチっちゃダメです。
何しろ、人生の3分の1は寝ているわけですから、それだけの時間を過ごす部分をケチっては全てのパフォーマンスが落ちてしまう道理です。
しっかりと良い物を厳選して買いましょう。睡眠の質はあなたの人生に直結します。
例えば腰痛で悩んでいる方であれば、腰痛対策特化のマットレスもあります。
64万人の患者様の声から誕生した腰痛対策マットレス『ドクタータフィ』我が家のマットレスも妻がやけに拘って探してました。
良い寝具を正しく使い、たっぷり熟睡して疲れをしっかり取りましょう。
あとスペースさえ許すならベッドがいいですよ!
とにかくクオリティ重視でしっかりしたマットレスをお探しなら、ぜひエムリリーのハイブリッドマットレスをご検討ください↓↓。海外ではかなり有名で、サッカーでも超有名なマンUが公式契約しているマットレスでもあります。
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