万が一の場合に電話をすべき番号、あなたはどれだけ知っているでしょうか?
110番で警察、119番で救急車、ぐらいはきっと知っているかと思うのですが、それ以外は?
今回は、いざという時にこそ役立つ、最低限覚えておきたい緊急連絡3桁番号についてです。
警察通報用の110番
まずはほとんどの人が知っていると思われる110番。
こちらはご存知警察へと緊急連絡ができる番号です。
実に年間にして180万件近い利用があるのだとか。
しかし、その内の3割はイタズラであったり緊急性のない相談であったりするのだそうで、むしろ110番を最大限活用する為にも緊急性に乏しい内容である場合は使わないようにしましょう。
では今すぐ警察官に来て欲しい! という状況ではないけれど、警察に相談したい場合はどうしたらいいか?
そんな時は、#9110という番号にかけましょう。
火災・救急時には119番
次に119番。
こちらは火事を見つけた時や、救急対応が必要な場合にかける番号です。
火事と救急の両方に対応している為、この119番に掛けた時には最初に「火事ですか? 救急ですか?」と聞かれますので、極力冷静に、しっかりとどちらであるのか答えましょう。
海での事故は118番
意外と知られていない番号かも知れませんが、海で溺れている人を見つけたり、事故があった場合には118番へかけましょう。
この118番は2000年より運用の開始された番号です。
注意点は、水難事故全般ではなく海の事故への対応に限られるので、川などでの事故は119番へまず通報するほうがスムーズです。
しかし事故などが起きている場所が海であったのであれば、まず118番で間違いないです。
171番で災害伝言ダイヤル
災害時に絶対に覚えておきたいのが、171番の災害伝言ダイヤル。
自身の無事を伝えたり、また逆に相手が無事であるかを確認する手段となります。
録音・再生ができ、再生する際には知りたい相手の電話番号を入力することで、その番号からの伝言があれば再生される仕組みになっています。
この171番が災害伝言ダイヤルであることは、日頃から家族やパートナーと共有しておくときっと万が一の状況になった時にお互い確認しやすくなるはずですので、一度は話し合っておくべき事でしょう。
児童虐待などに関する189番
もしかして虐待されているのかも?
などと思った時や、ご自身のしていることが虐待にあたるのかも知れないなど、児童虐待に関する事は189番へ。
通報の場合でも、匿名で電話を受け付けてくれる為通報者のプライバシーも守られます。
昨今問題になっている児童虐待。
しかし僕が思うのは通報するとしても虐待かどうかの見極めが本当に難しいこと。
いらぬおせっかいかも知れない。
ただ泣きやすいだけの子供なのかも知れない。
けれども、異常だと感じたのであれば189番へ掛けてみれば、失われなくてよい命を救えるかも知れません。
まとめ
緊急性の高い警察への連絡は110番。(緊急性の低い場合は#9110番へ)
火事の発見、救急救護の必要な場合は119番。
海での事故、不審船の発見など海上での事は118番。
災害時の伝言ダイヤルが171番。
児童虐待に関する事は189番。
最低限覚えておけば、きっといざという時に役立ちますし、あなたの命をも救うかも知れませんのでぜひ覚えておきましょう。
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