「家では浮け」と妻に言われた超足臭な僕がお伝えしたい確実に足の臭いを抑える方法

この記事を読んでいるという事は、あなたも程度の差こそあれ少なからず足の臭いに悩み、苦しんでいる方だと思います。

大丈夫です、この記事を読み終わる頃には必ず今よりは足の臭いへの不安がなくなっていますので。

なぜそう言えるかというと、他ならぬ僕が重度の足臭男であり、今は足の臭いをほぼ抑え込む事に成功しているからです。

嘘は書きたくないので、完全に消せたわけではありません。ただ、本当にほぼ抑え込めています(鼻を生足に近づけて嗅げば少し臭いレベル)。

タイトルにも書いたように、妻には「臭すぎるから家帰ったら浮いて移動してくれる?」とまで言われました事があります。

足臭世界選手権があったら確実に日本代表で出れた自信すらあります(今は現役引退してしまいましたが)。

足の臭いに限らずですが、意外と自分では気にならなかったりするんですよね。

しかし妻からしたら殺意が湧くレベルで臭かったのだそうです。

どのようにそこまで臭かった足の臭いを抑え込んだのか?

今回は最低限お伝えしておきたい足の臭いを確実に抑える方法をお話しします。

足の臭い最大の敵は雑菌

足臭ブラザーのあなたならもはやこんなことは言われずとも知っているかも知れませんが、念の為ざっとおさらいしておきましょう。

とにもかくにも足が臭くなる理由は雑菌が繁殖するからです。

蒸れた足から出る汗の水分、足の角質、靴や靴下に残っている多くの菌——これらが、足に元々生息している菌によって分解され、イソ吉草酸という納豆にも含まれるくっさい臭いを発する臭いの元へと変化します。

納豆みたいな臭い、とよく妻にも言われましたが、それもそのはず納豆にもアミノ酸により分解されてイソ吉草酸が発生しています。

つまり納豆付けて歩いてるようなものです。そりゃ臭いです。

また、敵視されがちな汗は実は無臭。

汗自体は全く臭くないのですが、汗によって蒸れる事が雑菌の繁殖を手助けしてしまうのです。

とにかく最低限覚えておきたい大切なことは、

雑菌の繁殖が足の臭いの原因

だということです。

敵を知れば勝機は見える!

そう、話は実にシンプル。

雑菌を増やさないようにすればいいだけなのです。

では具体的にどうすれば雑菌を増やさないようにできるのでしょうか?

雑菌の繁殖しやすい箇所は4つある

足の菌を死滅させる

当然、ラスボスであり臭いの発生源である自らの足をまずはどうにかしなければなりません。

僕のガチクサ足の場合は、生半可な方法ではビクともしませんでした。

いつもよりしっかり洗う?

それで消えたらこんなに困ってませんよね。

角質もガリガリしっかり削る?

そんな小手先の戦法でアシクサ様が鎮まるとでも?

足の菌を死滅させ、臭いを抑え込む為の方法は2つあります。

足の雑菌を抑え込む具体的方法

1つは、足の臭いに効く石鹸で洗うこと。

足の臭いに特化しているだけあって、効果はあります。

そして何よりワンポチでも買えちゃいますし、普段のお風呂でも足を洗う時だけその石鹸を使えば良いのでわかりやすいです。

特に効果あるな、と色々使った僕が太鼓判を押すのが、グラフィコ社の足の裏の形がちょっと恥ずかしいこの石鹸。

かなり効果は高いのですが、あまりにも重症な足臭さんだと効果は薄い可能性もあります。

そこで確実に効果のあると断言できるもう1つの方法は、重曹+クエン酸で足湯です。

重曹+お酢を混ぜて足湯という方法もありますが、クエン酸の方がより強力です。

因みに重曹だけでの足湯も臭いをある程度抑えられるのですが、あくまでも酸性の臭いをアルカリ性である重曹で中和しているのみですから角質を落としたりすることは出来ません。

そこで、重曹足湯にクエン酸を加えることで化学反応が起き、炭酸水のように大量の泡が発生します。

この泡が角質をヌルッと溶かしてくれるので、臭いを消すのに加えて角質もゴッソリ溶かしてくれるので足臭に効果テキメンなのです。

重曹クエン酸足湯の分量と手順

足が入れられる(できれば両足)桶や浴槽にお湯を足が浸かるだけ溜めて、そこに重曹を大さじ2〜3杯、クエン酸を1〜2杯分入れます(面倒でしたら適当で良いですが、重曹とクエン酸は2:1ぐらいの比率にするのが理想。また、肌に痛みなどの異常を感じたらすぐに洗い流してください)。

あとはしばらく足を浸けておくだけです。

シュワシュワと泡が発生し、肌が少しヌルヌルしてくるような感覚もありますが問題ないです。

時間は20分ほどやれば十分です。

経験上、5分ぐらいは重曹のみで足湯して、その後クエン酸入れて発泡させた方がニオイには効きました。

まずアルカリ性で臭いを中和、その後発泡での角質落とし、という流れになるので理に適っていたのかなと思います。

問題は、少し面倒なこと。

桶の準備、重曹とクエン酸の準備、足湯してる時間など、せっかちさんは余計に面倒に感じるかも知れません。

ただし断言できます。

どんな足の臭いに効く石鹸よりも遥かに効きます。

この重曹+クエン酸足湯をやった直後は、どんなに洗っても近づけば激クサをキープし続けた僕の足も、まさかの無臭になりました。

妻が感動してましたのでガチです。

足が臭うのが嫌で飲み会は座敷の席は嫌だったあなた! あの恥ずかしさに比べたら遥かに楽ですよ。

そして大切なのが1日の始まり。

おそらく足湯までする余裕があるのは夜でしょう。

足臭ブラザーならわかると思いますが、朝にはもう不安です。

でも大丈夫、夜に足湯した(あるいは専用石鹸で洗った)のであれば、もう足臭なあなたじゃありません。

ただ、念を押すためにも出勤前に雑菌の繁殖を防ぐ対策をしておけばもうバッチリ。

ノーノースメルのように塗りやすいクリームタイプだと気軽に寝る前や出勤前に臭いバリア張れるのでオススメです。

仕事中の雑菌の繁殖をしっかり防いでくれるので、満員電車で自分の足からプーンと臭ってきて「誰かしらん?この足くさいにおいは?」なんて人のせい作戦しなくても済みます。

靴下の雑菌対策も抜かりなく!

さて足の対処法はお伝えしましたが、菌は当然足だけで繁殖するわけではありません。

絶対に無視してはいけないのが靴下の存在。

靴下、めっちゃ大事です。

というのも、例えば足本体には雑菌がほとんどいない状態にできたとします。

しかしずっと履き続けている靴下に雑菌がイッパイ!

これだけで足臭は復活してしまいます。

そして、靴下を軽視している人が多いのです。

ヤバイ靴下は捨てる勇気を持って

親愛なる足臭ブラザー、ちょっと家に帰ったらいつも履いているタンスの中の靴下をチェックしてみて下さい。

つま先あたりやカカトが固まったようになっていませんか?

嗅いでみたらほのかに臭いニオイがしませんか?

どちらか1つでも当てはまったら、それはもう雑菌の栄養源になっている靴下です。

仕事終わりに確実に爆発するニオイ爆弾を履いているようなものです。

どうしても愛着のある靴下なら、足本体の項目でご紹介した重曹+クエン酸に一緒に入れて浸けてしっかり洗ってみて下さい。

程度にもよりますが、靴下に染み付いたニオイと角質や脂の塊を落とせるかも知れません。

そしてもしその靴下に愛着が無いのなら、これは足臭撲滅の為と割り切って捨てましょう。

そのような靴下があなたの足の臭さを加速させている事は間違いないです。

もったいないような気もしますが、僕も本当に捨ててます。

もう一度言います。捨てましょう。

清潔で新しい靴下に替えるということは非常に重要です。

足臭のサガ。

多少の靴下の犠牲はやむを得ないのです。

足臭さんにおすすめの靴下の選び方

まず最初に、もちろん僕も「消臭靴下」なるものを色々と試したことはお伝えしておかねばなりません。

消臭効果のある繊維が織り込んである!とかなんとか、そういうやつです。

しかし僕の無敵の激クサ足にはどいつもこいつも雑魚でしかありませんでした。

全く効かなかったのです。

1ヶ月も履いたらすぐにカタマリクサクサ靴下化してゴミ箱にポイ。

炭靴下も消し炭です。

そんな無敵のクサ足な僕が辿り着いたオススメ靴下ですから、それはもう本当にオススメなわけです。

まずは冬。冬場はウールの靴下が本気でオススメ。

昨年の冬から試してみたのですが、ニオイ残りも皮脂の塊もワンシーズン終わっても全くありませんでした。

というのも、ヒツジの毛であるウールは非常に通気性がよく、蒸れません。

それが直接雑菌の繁殖のしにくさにも繋がっており、僕が体験したようにビックリするぐらい皮脂で固まらず、また臭いも残らないのです。

これは本当に驚き。

唯一のデメリットは、かなり厚手なので熱くなりがちなのと靴が少しキツくなってしまったのですが、それでも臭くはなりませんでした。

そして夏場は、コスパの良い靴下を大量買いして履きました。

厚手のウールの靴下を夏に履くのは流石につら過ぎるので。

しっかり足湯もしてますので以前のように臭くなったり固まったりはしにくくなったのですが、長く繰り返し履いているとどうしても臭いが残る物が出てきます。

そんな時は迷わず捨てました。

その為のコスパ良い靴下ですので。

一応僕個人的な意見として、薄すぎる靴下はやめた方が良いです。

理由は、蒸れが加速しちゃう感覚があるからです。薄すぎるとすぐに汗が靴のインソールにまで浸透してしまい、雑菌も繁殖してしまう。ある程度厚みがあって汗などを留めておけないとエサを菌に与えまくることになってしまいます。

とにかく靴下に関してはニオイの残っていない清潔なものを履くように心掛けること。

これだけでも足の臭いがグッと抑えられます。

足の爪、伸びてませんか?

見落としがちなのにとても重要なのが足の爪です。

足の爪を切った時、めちゃくちゃ臭いですよね?

爪もまた当然雑菌繁殖ポイントになります。

切った爪が激クサなのが何よりの証拠。

足や靴下でどれだけ防いでも、足の先に居座るウルヴァリンな爪にたっぷりと雑菌が残っていては意味がありません。

実際僕も、足や靴下に凄く気をつけているのに臭くなる時があり、そういう時は大体爪が伸びっぱなしになっていたりするのです。

面倒臭いんですよね、足の爪切るの。

うまく切れませんし(僕だけ?)。

それでも、足首ブラザーのみなさん、絶対に忘れないようにして下さい。

足爪伸ばし、ダメ、絶対。

同じ靴を連続で履いていませんか?

足臭雑菌繁殖重点監視場所最後のポイントは、です。

靴下が気をつけなきゃいけないのなら当然です。

1番やりがちな行為が、同じ靴を連続で履き続けてしまうこと。

過去に最低限の靴の数という記事を書いたので興味があれば参照して欲しいのですが、連続で同じ靴を履いてしまうと靴にも良くないです。

そして乾燥し消えるヒマの無い雑菌も繁殖しやすくなってしまいます。

出来れば3足をローテーションで履いて、それぞれの靴が2日ずつは乾燥期間を作れるのが理想です。

無理な場合は2足を交互にでも良いですが、どのような場合にも消臭除菌できるスプレーなどを併用して殺菌効果を高めておくと尚よろしいです。

また、いかに消臭殺菌スプレーをしても臭いや菌が残りやすい靴もあります。

臭いが残りやすい靴は?

どうしても靴が臭いやすい場合、素材も疑ってみて下さい。

僕の経験上、アッパーが合成皮革で作られた靴は臭いが残りやすいです。

理由はシンプルで、本物の革ではなく合成皮革である為に通気性が悪いのです。

同じ理由で、ソール(靴の底面のこと)がゴムの靴も革のソールに比べれば通気性が悪いのですが、ソールはゴムの方が今は多い気もしますしそこまで臭いには影響しない印象ですので、まずはアッパーの素材から考えてみた方が良いと思います。

ただ、合成皮革ではない革靴は値段が相応に高くなっていますので注意と頑張りが必要です。

また、足の裏が触れるインソールも臭いが染み付きやすいです。

インソールにも無数に種類があるので一概には言えませんが、やはり通気性の悪いインソールだとどうしても臭くなりやすいです。

対処法としては、取り外せるのであれば取り外して洗うか、思い切って違うインソールに交換するのが効果的です。

取り外せないインソールの靴では、上に消臭効果のあるインソールを敷くことも考えてみましょう。

これであなたも足の臭いから解放される

元アシクサ代表として熱弁してしまいましたが、決して難しいことではなかったはずです。

書いてきた4つの箇所の雑菌の繁殖さえ防げれば足の臭いは確実に抑え込めるのです。

超のつく程の足臭男だった僕が言うのですから間違いないです。

最後にまとめておきます。

どのような物を使ってケアすれば良いかわからない!と迷う方は僕が使っている商品(なければ近いものを)載せておきますので参考にしてもらえればと思います。

足の臭いの原因は雑菌の繁殖によるもの。

・雑菌が繁殖しやすい箇所は足、靴下、足の爪、靴の4つ。

足は足の臭い対策用の石鹸でしっかり洗うか、最も効果があるのが重曹とクエン酸で足湯。

足の臭い特化石鹸→フットメジ 薬用 足用角質クリアハーブ石けん

足湯用容器→イノマタ 足湯 リラックス 冷え対策 ホワイト

出勤前、寝る前に塗る臭い防止クリーム→ノーノースメル

・靴下は洗ったのに臭いが残っていたり皮脂の塊が出来ているようなら迷わず捨てる。

・冬はウールの靴下がオススメ。

ウールの靴下→メンズウールソックス

・夏はコスパ重視でどんどん履き替えていくのがオススメ

靴下専門店→靴下専門オンラインストア Tabio(タビオ)

・足の爪も忘れがちだが超重要なのでこまめに切る。

靴はできれば3足以上で履き回し、2日間は乾燥期間を作れるようにする。インソールを洗うか替えるのも効果的で、靴内とインソールは消臭スプレーなどをしてから乾燥させれば尚良し。

防臭インソール→菌ピタ君

消臭殺菌スプレー→fafra シューパウダー

僕は人前で靴を脱ぐのが億劫でした。妻に罵られるのもストレスでした。

しかし今は特に足の臭いなど意識せずに生活できています。

足の臭いに苦しみ悩む気持ち、ものすごくわかるのです。

ものすごくわかるからこそ、今回出し惜しみせず熱弁したポイントをしっかり実行すれば、びっくりするほど呆気なく足の臭いから解放されることをぜひ体験して欲しいのです。

1人でも座敷に靴を脱いで上がるのが嫌で嫌でたまらない、みたいな人が減ることを願っています。

そして、「家では浮け」というとんでもない名言を言ってくれた妻に感謝しています。

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