人間は身体の60%ほどが水分で出来ています。
当然ながら、身体のほとんどを構成する水分補給はとても大切。
しかし、実は多くの方が1日に飲むべき水分量を摂れていないのだとか。
水はいのちの源。
水分が十分に摂れていれば、疲労感も少なくなるし身体も軽くなります。
多くの方が足りていないということは、多くの方が最低限の水分を摂るだけでも疲労感を減らせたりできるかも知れないということ。
というわけで今回は、ぜひ知っておいて意識しておきたい最低限摂取すべき水分量についてです。
目安となる必要水分量は、とりあえず体重×50をしてみて
まず始めに、ざっくりあなたの1日に最低限摂るべき水分がどれぐらいなのか計算してみましょう。
※年齢帯によって変わるため、ここでは目安となる本当にざっくり数値であることご容赦ください。
体重によって必要な水分は変わりますので、まずあなたの体重に50を掛けてみて下さい。
サンプルとして僕の例を挙げておきますが、55キロですから、55×50で2750。
これにml(ミリリットル)を付けた数字が僕が1日に必要な水分量になります。
僕の場合、2750mlですから、リットルに換算して2.75リットル。
僕は毎日2.75リットル、つまりは500mlのペットボトルで考えたら、6本飲まなきゃいけないみたいです。
そうなのです、結構無理なのです。
食事でも結構な量の水分を摂取出来ている
たしかに3リットル近い水分を飲むのはキツいですが、実は食事でも結構な量の水分を摂取出来ているのです。
食事によっても異なりますが、大体1リットル分ぐらいの水分は食事から摂取できます。
となると、僕の場合は2.75リットルの内1リットルは食事で摂れているとしたら、残りは1.75リットル。
なるほど、2リットルの大きなペットボトル1本分と考えれば、無理ではない量ですね。
出て行く水分も当然ある
一方、当然ながら排出される水分もあります。
汗、尿、それに呼吸でも水分が出ていきますし、皮膚の呼吸でも同様です。
それらの総量は、大体2.4リットル分ぐらいだと言われています。
そう、1日に必要な水分量と同じぐらいの水分が排出されているのですね。
「じゃあ全然摂取量が足りないのでは?」
と思うのも無理はないのですが、実は身体の水分量というのはハイテクな僕らの身体が毎日平衡を保つように調節してくれているのです。
毎日摂取し、それを上手く使って排出し、というサイクルを繰り返しているわけです。
仮にめちゃくちゃ水分摂り過ぎたとしても、尿でしっかり排出するので大丈夫。
逆に、少な過ぎると血液がドロドロになったり、老廃物が排出されにくくなるので、いいことありません。
最低限飲み物から摂取すべき水分量は1日1.5リットルを目安に
まとめると、
平均的に見た場合で1日に最低限必要な水分量は2.5リットルほど。
しっかり普通に食事していれば1リットルは水分が摂取できています。
ので、飲み物から摂取すべき水分量は1.5リットル以上を目安にしましょう。
※夏場などはさらに増やす必要があります。出る量も増えちゃいますので。
ちなみに、コーヒーだけで1.5リットルみたいな無茶はしないように。
カフェインは上手く活用すれば自分のパフォーマンスを上げられますが、一気に大量に摂取するのは急性カフェイン中毒などの危険性がありますので。
朝起きてコップ一杯の水、寝る前にコップ一杯の水を飲むだけでも3〜400mlぐらいにはなると思うので、意識して分散して水分を摂るようにし、健康で疲れにくいあるべき身体の状態を目指しましょう!
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