一生の中で衝撃を受けた映画というのがそれぞれ皆さんも1つぐらいはあるのではないかと思います。
僕の中では、宇宙人が攻めて来たぞー系映画の中でも、物心ついたばかりだった時期にピッタリと公開が重なった『インデペンデンス・デイ』は相当衝撃的でした。
たぶん、以前書いたスピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』と同じぐらいの衝撃だったかと思います。
その監督が、ローランド・エメリッヒ監督。
というわけで今回は、壮大なパニック映画を撮り続けているローランド・エメリッヒ監督の最低限観ておきたいおすすめ名作映画を三作品ご紹介。
『インデペンデンス・デイ』
まずはやっぱり『インデペンデンス・デイ』。
インデペンデンス・デイは日本語にすれば独立記念日。
超簡単にあらすじを書けば、
宇宙人が攻めて来たやばいしかも独立記念日とかぶるどうしよみんな力合わせてやっつけましょう――という映画。
まぁ典型的なアメリカ最強!系の映画ですし展開も王道そのものなのですが、キャストにウィル・スミス、ビル・プルマン、あと地味に好きなジェフ・ゴールドブラムらが揃っておりなかなかムネアツな人間模様も見れます。
そしてエメリッヒ監督はもうVFX大好きマンですから、宇宙人が乗ってくる母船も壮観、ホワイトハウスが破壊されるシーンなんかもミニチュアも駆使して爽快、そして宇宙人との最後の決戦の空戦は鳥肌もの、と見どころ満載。
おっさんが大活躍のムネアツな宇宙人モノが好きな方はエメリッヒ監督入門としてもぜひ観て欲しい一作。
『デイ・アフター・トゥモロー』
地球温暖化問題にも精通するエメリッヒ監督。
この『デイ・アフター・トゥモロー』はまさにそのような環境問題を軽視した人間に起こる自然の脅威を描いた作品。
温暖化によって溶け出した南極の氷を発端に世界中で発生する異常気象はしっかりと科学的考証に基づいており、数々の脅威の中人類に出来ることなどほとんどない、という非常にリアルかつ映像も凄まじい傑作。
不謹慎な言い方になるかも知れませんが、僕はこの手の映画が本当に大好き。
圧倒的な自然の力を目の前で見せてくれる映画というのは最高に興奮しますし、同時にリアリティが物語に伴っていればいるほど、深く考えさせられます。
数々の自然災害に襲われた人類は一体どのような選択をしていくのか?
エメリッヒ監督の真骨頂とも言えるVFXと問題提起とに溢れた傑作ですので是非観てみて欲しいです。
『2012』
こちらも『デイ・アフター・トゥモロー』同様に環境問題が地球にとんでもない異常を起こす系で似てはいるのですが、『デイ・アフター・トゥモロー』よりもぶっ飛んでて面白いのはこの『2012』。
物語は後半にかなり想像のナナメ上を行く展開になり賛否が分かれるところだとは思うのですが、僕がこれを選んだ最大の理由がVFXの豪華さ。
もう製作費全部CGに使ったんじゃないか、と思うほどに地球の怒りが噴出しまくります。
ギャグ映画ではないのですが、僕はそのエメリッヒ監督の本気を目の当たりにして笑っちゃいました。
もうこの映画に関しては多くを語れませんので、とにかく観てみてください。
上に貼り付けた予告動画だけでもその片鱗は感じ取っていただけるはず。
キャハハ、と無邪気な笑いが漏れちゃうほどに最高のパニックムービーになってますので。
まとめ
深く考えさせられるような地球温暖化をテーマにした作品を見たい時も、または自然災害系のディザスタームービーが大好物な方にも、双方におすすめできるのがローランド・エメリッヒ監督の作品です。
こういう壮大な災害系、パニック系を撮らせたら一番上手く撮るんじゃないか、と僕なんかは思うのですがいかがでしょう?
エメリッヒ監督、こういう自然災害系以外にももちろん映画は沢山撮っているのですが、なぜかいまいちヒット作にならないんですよね。
『インデペンデンス・デイ』の続編も微妙でしたし。
それでも僕は、また新たに最新のVFXを駆使した映画を撮ってくれることを楽しみに待っています。
エメリッヒ監督の映画を観るなら、新旧様々な映画があり数がダントツで多いU-NEXTが無料お試し期間もあるのでオススメです。
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