一人暮らしなどを始め、いざ料理をしてみよう!と思ったのに基礎を全く知らなかった……。
今回は、そんなあなたに送る『最低限おぼえておきたい料理の調理方法』です。
煮る、焼く、炒めるなど、いまさら聞けない基礎も改めて勉強してみましょう!
煮る
煮るとは、食材を水、だし汁、酒、醤油などの液体で加熱し、柔らかくなるまで火を通す調理法です。
煮ることで食材の旨味や栄養素が液体に溶け出し、食材に味が染み込みます。
おでんなんかは煮るという調理方法をシンプルに極めた料理であると言えるかもしれませんね。
さらに、食材の食感が柔らかくなり、消化も良くなるため、幅広い世代に人気の調理法です。
煮る際には、食材に合わせて適切な煮汁や調味料を選びます。
例えば、魚を煮る場合は酒や醤油、砂糖を加えた煮汁が一般的です。
金目鯛の煮付けとか、最高です。
野菜を煮る場合は、だし汁や塩を用いることが多いですね。
煮る手順としては、まず食材を適切な大きさに切り分けます。
次に、鍋に煮汁や調味料を入れ、食材を加えて中火で煮立てます。
沸騰したら、アクを取り除き、弱火にして蓋をし、食材が柔らかくなるまで煮込みます。
蒸す
蒸すとは、食材を加熱する際に直接火を通さず、水蒸気の熱で調理する方法です。
蒸すことで食材の栄養素を逃さずに調理できるため、ヘルシーな料理に適しています。
また、火加減が難しい食材も、蒸すことで簡単に調理できます。
蒸し調理の基本は、蒸籠や蒸し器を使って食材を水蒸気にさらすことです。
まず、鍋に水を入れ、中火で沸騰させます。
蒸籠に食材を入れ、鍋の上に載せて蓋をし、適切な時間蒸します。
調理時間は食材の大きさや種類によって異なります。
蒸す、で思い出す料理といえば、肉まんや焼売など中華料理で多いかもしれませんね。
他にもとうもろこしサツマイモなんかも良く蒸して食べますね。
炒める
炒めるとは、フライパンや鍋で油を熱し、食材を高温で短時間加熱する調理法です。
炒めることで食材の表面に焼き色が付き、旨味成分が増すことで美味しく仕上がります。
また、油を使うことで食材の栄養素がより吸収しやすくなります。
炒める際には、まず食材を適切な大きさに切り分けます。
次に、フライパンや鍋に油を熱し、食材を加えて中火で炒めます。
食材に焼き色をつけることで旨味が増すため、適度に火加減を調整しながら炒めます。
最後に、調味料を加えてさらに炒めることで、全体に味をなじませます。
炒めるといえば、チャーハンや野菜炒めなどが僕なんかは真っ先に思い浮かびます。
シンプルな料理ではありますが、これがなかなか難しい。
結局は慣れとコツが必要になることは言うまでもありません。
焼く
焼くとは、オーブンやグリル、炭火などで食材に直接熱を加えて調理する方法です。
焼くことで食材の表面に焼き色が付き、香ばしい風味が生まれます。
また、適度な火加減で焼くことで食材の内部も柔らかく仕上がります。
焼く際には、まず食材を適切な大きさに切り分けます。
オーブンやグリルを使用する場合は、事前に温度と時間を設定しておきます。
食材に適切な下味をつけた後、焼き網やオーブンシートの上に置き、火にかけます。
焼く途中で食材をひっくり返すことで、均等に焼き色を付けることができます。
焼く、に関しては、今回の5つの調理方法の中でも少し上級者向けかも知れません。
おうちの環境次第では「焼く」ための道具がないこともあるでしょう。
それでも覚えておいて損はない調理方法です。
特にキャンプとか好きなら必須知識でしょう。
揚げる
揚げるとは、油で食材を包み込むようにして加熱し、カリッとした食感に仕上げる調理法です。
揚げることで食材の表面がカリッとし、中がジューシーな状態になります。
また、油によって食材の旨味が引き出され、味わい深い料理に仕上がります。
揚げる際には、まず食材を適切な大きさに切り分け、衣をつけます。
衣には小麦粉、卵、パン粉などが使われることが一般的です。
次に、鍋やフライヤーに油を入れ、適切な温度(約170℃~180℃)に熱します。
温度が適切であるかどうかは、油に箸を入れてみて細かい泡が出るかどうかで確認できます。
油が十分に熱されたら、食材をゆっくりと入れ、じっくりと揚げます。
食材によって揚げ時間は異なりますが、適切な焼き色が付いたら、油から上げて油を切ります。
揚げ物は、油の温度や加熱時間に注意することが重要です。
温度が低すぎると、油が食材に染み込んでしまい、油っこくなってしまいます。
逆に、温度が高すぎると、表面が焦げてしまい、中まで火が通らないことがあります。
また、揚げた後は必ず油を切り、余分な油分を取り除くことで、美味しく仕上がります。
まとめ
いかがでしたか?
これら5つの基本的な調理法をマスターすることで、様々な食材を美味しく調理することができます。
煮る、蒸す、炒める、焼く、揚げるそれぞれの特徴を理解し、食材や料理に合わせて最適な調理法を選ぶことが大切です。
日々の料理を通して、これらの調理法を練習してみましょう。
コメント